油やほこりでまみれたレンジフードのお掃除を安全でラクにしてもらいたい!!
これはレンジフードメーカーで働く開発者が
レンジフードのためのお掃除用品を開発するまでのストーリーである。

サットレールについて私がわかりやすく説明します。

オチ主任(サットレール開発チーム リーダー)

頑固な汚れを落とすこと

掃除、ガーデニング

キックボードで相模原から江の島を完走

お手ふきとの出会い

十数年前、オチさんはある洗剤メーカーさんとの打ち合わせの中で、アメリカから輸入したお手拭シートについて提案を受けました。このお手拭シートは、駅弁などに付いてくるお手拭シートのようなもので、わずかに洗剤を含んでおり、外で仕事をしている人や災害時のお手拭用として重宝されたヒット商品だったそうです。
その提案を受けたオチさんは、とりあえず自宅に持ち帰り、洗剤を含んでいるのならばと、お手拭シートでレンジフードを拭いてみました。
すると、「あれっ、意外にキレイになる。ちょっと驚き・・・」「もしかしたらレンジフードの掃除に応用できるかも!」と考えました。このお手拭シートは改良の余地がまだまだありますが、完成すれば今までレンジフードの掃除に悩まされていた人達にきっと喜ばれるはず、と確かな可能性を感じました。

社内への提案の仕方

当時、社内には洗剤開発を担当する部門はありませんでした。
「このアイデアはかならず商品化したい」
オチさんの熱い思いは冷めることなくフツフツと燃え上がっていました。
しかし、入社して数年しか経たないオチさんのアイデアを取り上げられる可能性はまったくありませんでした。
「提案方法が重要だ!」オチさんは良い提案方法はないかと考えた結果、ある大胆な提案方法を思いついたのです。
それは・・・
こっそり社長の机の上にシートを置いておくこと。
そして、早速実行に移しました。
当時、まだ珍しかった洗剤シートを見た社長は、 「これはおもしろい!顧客満足に結びつく商品開発に使えるのでは?!」と考え、オチさんにレンジフード用の洗剤シートを作ることを命じました。

洗剤やシート選定の苦悩

社長からの指示にオチさんは、早速洗剤メーカーさんに連絡し、レンジフードに特化した洗剤シートの開発を進めることを告げました。 そして、オチさんが洗剤メーカーさんに説明した洗剤への要望は、
①高い洗浄能力を有すること(洗浄能力)
②肌への安全性を確保すること(肌への低刺激性)
③拭きやすく気持ちよく掃除ができること(高清掃感)
④掃除の際、商品で手を傷つけないこと(安全性)
この4点でした。

シートでの拭き掃除は、洗剤が油汚れに触れている時間が短いため、油汚れがすぐに拭き取れる強力な洗剤が必要でした。
また、洗剤シートは、手肌が直接洗剤に触れる可能性があり、肌への安全性を確保することが必須条件でした。
高い洗浄能力と肌への安全性は、相反するため洗剤メーカーさんと何度も打ち合わせを行いましたが、なかなか良い案が見つかりませんでした。
そこで、考えられる最良の洗剤を調合してもらい、シートのサンプルを数十種類取り寄せ、色々な組み合わせで油汚れを拭く日々がスタートしました。
取り寄せた洗剤シートによっては、拭き取り時の抵抗が大きく、とても拭きにくい感覚のものがありました。シート選定に注意しないと良いものができないと確信したオチさんは、「拭きやすく、掃除が簡単にできると思ってもらえるようなものを作らなくては!」と目標を高く掲げ、洗浄力の強さ、シートの素材、液量などの様々な組み合わせで試作を繰り返しました。

シートの完成

試作を繰り返すうちにたどり着いた結論は、洗剤は短時間で乳化作用が始まるものを選定し、シートは不職布で織り目を適度に粗くして、固まった油をそぎ取れるようにしました。 その結果、強力な洗剤でなくても高い洗浄能力が十分にキープできるようになりました。 また、適度にハリのあるシートを選定したので、レンジフードの突起部や端部を拭く際も怪我から守れるようになりました。 こうして、全ての要求を満たすシートがついに完成しました。

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